コーンスネークは噛む?
うちのコーンスネークはお迎えしてからて1年経っていますが、僕は噛まれたことがありません。アタックされたこともありません。
恐らく何世代もブリードされているうちにペット人馴れするようになったのでしょう。
なんと言ってもペットスネークの代表・コーンスネークですから。
野生のコーンスネークだったら噛むかもしれませんね。
さて、うちのコーンスネークがどれくらい噛まないかと言うと、マウスの匂いのついた手で触っても噛みません。ちなみに、この状態だとボールパイソンは噛みます。というか噛まれました。
コーンスネークの方が、エサと手を間違えずに認識しているのかもしれませんね。
というか、そんな手で触ってはいけません。
ハンドリングする時はしっかり手を洗うべきですし、もちお湯を使って手を洗ったのなら冷やしてから行うべきでしょう。
というのもヘビは匂いと温度で獲物を感知しているので、マウスの匂いのついた人肌以上の手というのはエサだと言っているようなものだからです。
噛まないからと言って油断しているとそのうち噛まれる可能性があるのは爬虫類飼育にとって当たり前です。
爬虫類は本能の動物ですから噛まれたからと言って悪いのは人間側です。
本能の動物を飼育・観察することが醍醐味です。
コーンスネークを噛まないように飼育する方法
うちのコーンスネークは噛みませんが、ベビーの頃は結構威嚇してました。
尻尾をビチビチビチビチと振りまくるのが威嚇で、少しでも手で触れるとブルンっとケイレンのように反応して逃げようとしていました。
これも当然と言えば当然で、ベビーというのはいろいろな動物に捕食されがちです。だからとても警戒心が強い。
これが本能です。
少しずつ少しずつ人間は怖いことをしないよ。というのを教えていく作業が必要になります。
それをしなければいつまでも威嚇するかもしれませんし、最悪噛みついてくることもあり得るかもしれません。
これは結構根気のいる作業です。考えてみてください。野生動物を餌付けして馴らそうと思ったら並大抵じゃないですよね。
それと同じことをやろうと言うわけですから。
僕の場合は毎日~2日に1回。短時間で触れるようにしていました。どっちみち糞の頻度が高いので、掃除などで多少は触らないとダメになります。
そういうタイミングで長くても数分レベルで触っていました。
そうすると徐々に馴れてきて、触っても威嚇はしなくなる。ケイレンのような反応がなくなる。
ついに、ハンドリングしながらエサを食べるようになる。
という具合に育てることができました。
根気がいる作業だとは言いましたが、難しいことじゃありません。毎日観察して、世話をしていれば自然とできることです。
※ただし、個体差というものがありますので、全てのコーンスネークが噛まなくなるとは限りません。もしそうであっても飼い続ける覚悟と自信を持ってお迎えして下さいね。